人を褒めるのって難しくて、誰かの何かを褒めると別の場所でそうではない人が「そうではない俺らはクソって事かァァァァ!?」と逆上する場合があるんですが、世の中褒められるのと貶されるのの2つだけではなく「普通」があるのです。
他の人が褒められてあなたが褒められていない場合それが意味するのは「あなたはそうではなかった」という事だけで、それはあなたを否定するニュアンスではないのです。もっとニュートラルな、プラスもマイナスもつかないクリアな状況なのです。
人が褒められて悔しいと思うなら別の場面で褒められるよう振る舞えばいいですし、そもそも褒められる事には何の意味もなく、褒めた特定個人の主義嗜好に沿った言動をしたという事実があるだけで、だから何、というとなんでもないのです。
自分の価値は自分にしか決められないので人に褒められる事を目標に据えると自分自身の据えた価値に背く可能性があり、ただ理想の自分と今の自分を比較して「叱咤する」のではなくギャップを埋めるには「自分が」どうすればいいのだろう、という事を考えていくしか方法はないのです。
人に褒められるのを目的にすると人生が他人への従属で終わる危険性があり、脳を人に預ける事と同じ事なのでできるならば避けた方が良いです。
そうではない、という事はそうではない、以外のニュアンスを持たないので、褒められた人をやっかんだり褒めた人をけなす暇があったら自分でなにか1つ考えた方がよっぽど有益だと思うので、しっかり頭を使って行く事が大事なのかな、と思います。
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如月翔也
ガジェットとAppleとTRPGが大好きな中年男です。文章をとにかく書くのが好きなので毎日のように色々なブログで文章を打ちまくっています。もし何か心に引っかかるものがあれば私のTwitterをフォローして頂けると更新情報が流れます。