非実在青少年のポルノ禁止のどこが「筋が悪い」のか

 非実在青少年ポルノ規制のどこが「筋が悪い」のか、というお話しをします。

 本体青少年ポルノは実在の青少年のポルノを扱う部分が問題で、被害者は実在の青少年なのです。

 守られるべきは実在の青少年であるべきで、そこがブレると意味がありません。

 しかし非実在青少年ポルノは例えば子供の成長記録で撮った写真で子供の乳首が写っていた場合に両親が逮捕される流れになっており、これは撮影された子供本人も含めて誰も悪くないのに法が暴走している状態なのです。

 同じように非実在青少年ポルノは実在の青少年をポルノから守る法律ではないので、実際に行われた虐待の「音声のみ」をアップロードするのは合法というねじれた結果になっています。また性的な部分が写っているかどうかが問題なので、着衣の上で青少年を縄で縛り鞭で叩いている動画はセーフです。しかしこれらは実在の青少年が被害にあっており守られなければならないのです。

 非実在青少年ポルノの問題は青少年を守る事ではなくそれらが目に入る他の大人の気分を害するのを防ぐ法律に堕ちてしまっている部分で、気分を害さない権利というものはないので、それを守ろうとするのは無理筋なのです。

 誰を守る法律で何のために制定するのかをちゃんと説明できない法律を通してはいけません。

 守るべきなのは実在の青少年であり、それを観測する大人の気持ちの問題ではないのです。

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如月翔也

 ガジェットとAppleとTRPGが大好きな中年男です。文章をとにかく書くのが好きなので毎日のように色々なブログで文章を打ちまくっています。もし何か心に引っかかるものがあれば私のTwitterをフォローして頂けると更新情報が流れます。


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