朝田理論という理屈があるんですが、「不利益と不快を感じさせられたら全て差別」「差別か否かというのは被差別者しか分からない」といった、つまり『差別』と感じた者に全ての決定権と主導権があるという考え方(Wikiより)なんですが、これは悪魔の発明です。
差別されたと主張してしまえば何であっても被差別者を装う事ができ、「私は差別されたと思った」というだけで保証が得られる悪魔のシステムなのです。
正直、この考え方を発明したせいで日本は30年遅れたと言って過言ではないでしょう。30年では済まないかも知れません。
他人に絡みに行く以上、絡む構造は絡む側に立証責任がないと「いい得」になるというか、否定するのにものすごい労力がかかるのに言うのは口だけでオーケーというバランスのない構造は一方的な搾取関係であり公平とは言えないのです。
しかしこの考えは言い方を変えて今も引き継がれていて、いまだに色々な人を殴りつける棍棒になっているのです。
人間は棍棒を持ったら誰かを殴らないと気がすまない生き物らしく、どこに行ってもこの朝田理論を応用した棍棒での殴打は見られるので、正直朝田氏は地獄で永遠に炙られて頂きたいと思うのです。
ちなみになんですけど、この朝田理論、反論として「言いがかりをつけているあなたが差別者だ」「差別か否かは被差別者にしかわからない」「ゆえにあなたは断罪されるべき」という理屈で自滅する理論なので、一見正当そうに見えてもクソ理論なので注意が必要です。
というかそれを使う前に自分を殺す理論じゃないかくらい確認してから使いましょう。
この記事を書いた人 Wrote this article
如月翔也
ガジェットとAppleとTRPGが大好きな中年男です。文章をとにかく書くのが好きなので毎日のように色々なブログで文章を打ちまくっています。もし何か心に引っかかるものがあれば私のTwitterをフォローして頂けると更新情報が流れます。