フェミ界隈の人とかを見ていると思うのは、「人は何故三大欲求の1つである性欲を除外できると思うのか」という部分を感じますね。
人の食欲を禁止しても食べないわけには行かないので隠れて食べますし、人の睡眠欲を禁止しても寝ないわけには行かないので隠れて寝るんですよ。
その理屈でいうと人の性欲を禁止してもしないわけにはいかないので隠れてするので、この「隠れてする」のが犯罪に繋がらないように性欲を自分で処理する権利は残しておかないと駄目なんですよ。
鴨を食べちゃ駄目だけれども合鴨は食べて良い、というのは鴨を禁止した時に食欲を制限できないので「合鴨」を編み出した話なんですが、それが許されるのであれば（もちろん許されます）、同じ事が性欲に言えるんですよね。
実在する青少年が性犯罪の危害に合わないよう、禁止した時に性欲が制限できなくなる事のないよう、エロ漫画やラブドールは許されなければいけないんですよ。それがなければ直接青少年に手を出すか、あるいは非合法に取得された実在青少年ポルノを使って事をするしかないので、そっちに追い込んではいけないのです。
それがどれほどグロテスクな行為に見えても、実在の青少年を対象にしていないのであれば「見逃す」べきなんです。というか見逃すかどうかは私達が決める事ではなく法が決める事なので私達が見た目のおぞましさを理由に制限していい話ではないのです。
それを理解せずにグロテスクだから駄目、非実在青少年にも搾取はあると言い出すと、まず実在の青少年に害がある話にしか展開しないのと、そもそも非実在の青少年と実在の人物を対比させた時に非実在青少年を優先するというのは控えめに言って頭がオカシイのです。
さっきの例えでいうと鴨は食べてはいけないので合鴨を食べているが合鴨は「非実在の鴨」を搾取する概念なので合鴨を食べた人は罰するべき、という話になるので、筋が通らないというか、「非実在の鴨って何？」って思うじゃないですか。もうちょっと考えて発言していただきたい。
私はロリじゃないしヘテロセクシュアルなのでエロ漫画やラブドールが規制されても実害はないんですが、「非実在の人物」という概念を持ち出されるとお前は何を虐げたいんだ、という気持ちになってくるのでやめて欲しいです。
見た目がグロい、気持ち悪いと思うのは感情なので仕方がないんですが、気持ち悪いからと言って制限していい話じゃないですし、「気持ち悪くならない権利」というのはないので（見なければいい、という話なので）気をつけて下さい。気持ち悪いものは存在しないほうがいい、という理屈でいうと、そんな事を言うあなたが気持ち悪いので消えて下さい、という返しを受けて自滅するので、もうちょっと考えましょう。本当に、もうちょっと考えましょう。
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如月翔也
ガジェットとAppleとTRPGが大好きな中年男です。文章をとにかく書くのが好きなので毎日のように色々なブログで文章を打ちまくっています。もし何か心に引っかかるものがあれば私のTwitterをフォローして頂けると更新情報が流れます。
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