人になにかイラッとする事を言われた時に「自分の事なんて自分が一番良く知ってるよ!」と思う事があると思うんですが、意外と自分の事が見えていない事ってありますよね。
私の場合10代からロックが好きでパンク(ブルーハーツ)、メタル(筋肉少女帯・聖飢魔II)と流れて長い間自分が歌える日本語ロックを愛好してきたんですが、40歳を過ぎて飽きてきまして、色々自分の好みを探った時に、シンフォニックメタルからEpicaというアーティストを通して「英語の女声メタルが好きだ」という事実に突き当たりまして、そこに至るまで20年以上遠回りしてきた訳ですがたどり着いてみると「コレだ」感が半端なく、知らんものは好きにならんよな、としみじみ思ったのです。
自分が知らないものは好きも嫌いも決まっていないので「わからない」というのが正直な部分だと思うんですが、あなたを観察している誰かから見てあなたが知らない「なにか」でも「多分好きじゃないかな」「きっと嫌いだと思う」というのは分かる部分があると思っていて、同じように「あなたはそれを正しいと思うと思う」「あなたはそれを正しくないと思うと思う」っていうのはあると思うんですよね。
そういう意味では「自分の事なんて自分が一番良く知っている」というのは間違っている可能性があって、イラッとする内容であったとしても、一考に値する意見だとして受け止めた方がいい場合があると思います。
まあ大体の場合イラッとする意見は自分向きじゃないのでクソ意見というのはあるんですが、ごくまれに正しい意見が入っているのでゴミ溜めだと断じるものでもなく、ただまあ一つの意見として参考にしておくのが良いのかな、と思います。あくまで参考程度に。
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如月翔也
ガジェットとAppleとTRPGが大好きな中年男です。文章をとにかく書くのが好きなので毎日のように色々なブログで文章を打ちまくっています。もし何か心に引っかかるものがあれば私のTwitterをフォローして頂けると更新情報が流れます。